常連になるってどういうこと?バーとの心地よい関係 – cafe de SORAより(第5回)

こんばんは、松戸のカフェバー cafe de SORA です。
全5回でお届けしてきた「やさしいバーのマナー講座」も、いよいよ今回が最終回。
最後のテーマは、ちょっと気になるけど誰にも聞けない――
「常連さんってどうやってなってるの?」
「私が来ても浮かないかな…?」
そんな疑問に、やさしくお答えします。
① 常連に“なる”というより、“なじむ”もの
バーの常連さんとは、特別な存在…と思われがちですが、実際はとても自然なものです。
決まった時間に来なくてもいい。
たくさん飲まなくてもいい。
無理に話さなくてもいい。
ただ、「なんだか落ち着く」「ふらっと立ち寄れる」と感じたとき、
あなたはもう、そのお店にちゃんとなじみ始めているんです。
② 顔を覚えてもらうのに、ルールはいらない
「名前を覚えてもらわなきゃいけない?」
「毎週来ないとダメ?」
そんな決まりは、cafe de SORAにはありません。
むしろ、“その日を気持ちよく過ごしてくれたこと”自体が、スタッフにとっては印象に残る瞬間。
・前と同じ席を選ぶ
・いつものウイスキーを頼む
・ちょっとした会話を交わす
それだけで、「あ、また来てくれたんだな」と、
スタッフは自然にあなたを覚えていきます。
③ 常連になると、どんないいことがある?
常連さんになることで、
**“居場所がひとつ増える”**感覚を持っていただけると思います。
例えば、
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「今日は先日のウイスキー、仕入れてますよ」と教えてもらえる
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席が空いていたらさりげなく案内してくれる
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自分の好みに合わせて、ちょっと冒険した一杯を提案してくれる
これは“サービス”というより、信頼のある関係性のなかで育まれるコミュニケーションなんです。
④ 気をつけたいことは?
常連といっても、お店はみんなのもの。
だから、こんな気持ちを持っていてくださると、とても素敵です。
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ほかのお客様への思いやり
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スタッフとの会話のバランス
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その日の空気を尊重する姿勢
その優しさが、また新しい誰かの「居心地のよさ」につながっていきます。
cafe de SORAの空気が好きな方には、自然とできることばかりだと思います。
⑤ 常連は“肩書き”じゃなく、“関係性”
常連さんとは、「その場所を信頼し、大切にしている人」。
一緒に場をつくってくれる、静かで温かな存在です。
誰にでも、最初の一杯があります。
「初めてなんです」と言っていたその方が、
数カ月後には、その空間にさりげなく馴染んでいることもよくあること。
常連は“目指すもの”ではなく、“気づいたらそうなっているもの”。
だから、今日ふらっと来たあなたにも、常連への道はちゃんと開かれています。
まとめ:自分のリズムで“ただいま”が言える場所へ
常連になるコツは、たったひとつ。
「また来ようかな」って思える場所を、大切にすること。
cafe de SORAは、
そんなふうに思っていただけるお店であり続けたいと願っています。
どんな日も、どんなあなたでも。
ふらっと立ち寄れる、静かな灯のような場所でいられたら嬉しいです。
「やさしいバーのマナー講座」シリーズ、
ご愛読ありがとうございました。また新たなテーマでお会いしましょう。
cafe de SORA(松戸駅東口 徒歩3分)
⏰ 営業時間:19:00~0:00
📞 ご予約・お問い合わせ:047-301-7793