【第六回】ウイスキー入門 – 難しく考えない、大人の一杯

こんばんは、松戸のカフェバー cafe de SORA です。
これまで「バーでのマナー」や「一人飲みの楽しみ方」などをお話ししてきましたが、
今回は少し趣向を変えて、ウイスキー入門編をお届けします。
「名前は聞いたことがあるけれど、実はあまりよく知らない」
「強いお酒という印象があって、少し勇気がいる」
そんな方にこそ読んでほしい、
ウイスキーのやさしい入口のお話です。
① ウイスキーは“時間を味わうお酒”
ウイスキーは、穀物を発酵・蒸留し、樽でじっくり熟成させてつくられるお酒。
樽の中でゆっくりと色づき、香りが変化し、味に深みが生まれていきます。
つまり、ウイスキーとは**“時間を飲むお酒”**とも言えるのです。
長い年月を経て生まれた一杯には、職人の手仕事と静かな物語が詰まっています。
その背景を少し知るだけでも、味わいがぐっと豊かになります。
② 世界には5つの主要なスタイルがある
ウイスキーとひとことで言っても、世界にはいくつかの代表的な産地があります。
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スコッチ(スコットランド):少しスモーキーで、奥行きのある香り。
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アイリッシュ(アイルランド):なめらかで軽やか、やさしい飲み口。
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バーボン(アメリカ):甘く香ばしい香りで、バニラのような余韻。
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カナディアン(カナダ):クセが少なく、すっきりとした印象。
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ジャパニーズ(日本):繊細でバランスのとれた味わい。
どのウイスキーにも個性があり、
気分やシーンに合わせて選ぶ楽しさがあります。
③ シングルモルトとブレンデッドの違い
バーでウイスキーを選ぶとき、よく耳にするのが
「シングルモルト」と「ブレンデッド」という言葉。
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シングルモルト:ひとつの蒸留所だけで作られる原料がモルト(麦芽)だけのウイスキー。
個性が強く、香りや味の変化をじっくり楽しみたい方に。
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ブレンデッド:いくつかの原酒を組み合わせて作られたもの。
まろやかで飲みやすく、初めての方にもおすすめです。
ウイスキーは、知識よりも「気に入るかどうか」がいちばん大切。
その日の気分で選ぶのが一番自然です。
④ “強いお酒”ではなく、“ゆっくり味わうお酒”
ウイスキーと聞くと「アルコール度数が高い」と思う方も多いですが、
実は飲み方次第でとてもやさしく楽しめます。
ストレートで香りを楽しむのも良いですし、
ロックで少しずつ氷を溶かしながら、ゆっくり味を変えていくのもおすすめ。
水割りやハイボールにすれば、驚くほど飲みやすくなります。
大切なのは、無理をしないこと。
ウイスキーは“強さ”ではなく、“時間を味わうお酒”なのです。
⑤ cafe de SORAで、最初の一杯を
cafe de SORAでは、スコッチやバーボン、そして国産ウイスキーまで、
さまざまな銘柄を取り揃えています。
「ウイスキーは初めて」という方も、
今日の気分や好みをお話しいただければ、
その日のあなたに合った一杯をご提案いたします。
ウイスキーは、少しのきっかけで“好き”が見つかるお酒です。
今夜は、グラスの中の静かな時間を味わってみませんか。
cafe de SORA(松戸駅東口 徒歩3分)
⏰ 営業時間:19:00~0:00
📞 ご予約・お問い合わせ:047-301-7793